これからの起業は「田舎」だ!田舎が起業に向いている4つの理由

ビジネスを起こすには、都市部と田舎、どちらが適しているのでしょうか?都市部は、人口が多いので商圏も巨大、トレンドにも敏感です。直感的には、都市部のほうが良いように感じますよね。しかし、考えようによっては、田舎での起業のほうがメリットが多い場合もあります。どういった理由があるのか見ていきましょう。

田舎が起業に適している4つの理由

・地域への「愛着」
AS_102617534顧客のハートを掴むビジネスには、強いモチベーションが必要不可欠です。田舎で起業するなら、「この土地を愛しているから、自分の手でこの町を良くしたい!」という単純明快な起業理由が、そのまま強大なモチベーションとして成立し、しかもその熱意は地域住民である顧客たちのハートにも共鳴するので、熱量の高いビジネスの実現が可能になります。反対に、東京で起業する場合は、「なぜ、この場所で起業するのか」というストーリーがあいまいになりやすく、アピールが難しくなります。

・小規模ゆえの具体的訴求力
田舎は、東京に比べると人口やビジネスの規模は圧倒的に小さめです。しかし、規模が小さいからこそ、具体的で明白なビジョンが立てやすくなります。例えば、「この街で100個の事業をスタートさせる」、「この街で1000人規模のビジネスを動かす」など、規模感が想像しやすいストーリーを組み立てることができます。近年のビジネスでは、顧客に「いかに共感させるか」「いかに応援してもらうか」というのが成功のカギとなっています。都市部で巨大ゆえにあいまいなビジネスを行うより、田舎で現実感のある手頃なビジネスを行ったほうが、顧客の一体感や応援を得やすく、結果的に成功につながりやすくなります。

・ライバルの不在
東京などの都市部では、立地の良さや商圏の巨大さというメリットはあるものの、反面競争が非常に激しく、新規参入が困難を極める場合も少なくありません。どんなに良いモノやサービスを提供しても、価格などの面で大手に圧倒されてしまったりすることが多々有ります。その点、田舎の良さは「ライバルが居ないこと」です。その地にコンペティターの居ない業種をうまく選択しさえすれば、起業していきなり独占的なビジネスがスタートできる望みもあるのが田舎での起業の強みです。

・ランニングコストの安さ
スタートしたばかりのビジネスを圧迫しがちなのが、家賃や人件費や材料費などのランニングコストです。例えば東京などの都市部ではすべてのコストが高水準となりますが、田舎での起業であれば東京に比べてかなり安く抑えることができます。また、瑣末なことですが起業者本人の生活コストも安く抑えることができます。当然、始まったばかりの事業が崩壊の危機に瀕するリスクも小さくなります。

■Uターン起業で地域活性化を目指す

AS_82366963以上のように、田舎での起業には「地域への愛着」「小規模ゆえの具体的訴求力」「ライバルの不在」「ランニングコストの安さ」といった色々なメリットがあります。ビジネスの規模そのものは東京にはかないませんが、その土地で長く愛されるサスティナブルなビジネスを目指したい時は、田舎での起業は非常に有意義な選択となるでしょう。
地方出身者が東京の大手企業に就職し、数年間ビジネスの基礎を学んだ後に、自分の出身地にUターンし、同じ業種で起業して成功するという例が多々有ります。自分の生まれ育った土地でのUターンなので、「地域への愛着」がアピールでき、東京で培ってきたビジネスのノウハウを、商圏の小さな田舎で活用させ、地元住民に長く愛されるビジネスに育てていく……。そのような「田舎Uターン起業」の姿が、これからの時代のビジネスのトレンドとなってゆくのかもしれません。