若者の間で注目される、地域おこし協力隊とは?

現在、地方創生を推進していく中で、「地域おこし協力隊」というものに力が注がれています。では、協力隊とはどういった取り組みで、どのような活動がされているのでしょうか。

地域おこし協力隊とは?

楽説明地域おこし協力隊とは、都会に住んでいる若者が地方へ一定期間移り住み、その地域のPR活動や地域活性化のサポートを行っていくという取り組みで、参加するとおよそ1~3年の間地域おこし協力隊員として地方へ委嘱される形となります。平成26年度の隊員数は1,629名(名前が統一される「田舎で働き隊」の隊員数と合わせた隊員数)、実施している地方公共団体の数が444団体と、年々隊員数と団体数は増加しており、今後平成28年度までに3,000人の参加を目指しています。

そんな協力隊に参加するためには、まず地方自治体、公共団体からの募集を探します。申込みをすると、書類選考や面接などの選考が始まり、採用が決まれば隊員として活動していくことができます。採用後は決まった地方自治体へ住民票を変えて引越しなどを済ませ、いよいよ活動していくことになります。ちなみに、活動内容や待遇などは各団体によって異なるので、募集を探す時にしっかり確認しておきましょう。

地方のメリット、協力隊のメリット

楽説明地域おこし協力隊の活動によって様々なメリットが見られますが、それは受け入れる側の地方公共団体と協力隊側では違ったメリットを得ることができます。

まず、協力隊を受け入れる地方公共団体側のメリットとして、行政側ではなかなか行うことが出来なかった細やかな地域おこしまで行ってもらえるという点です。さらに今までは思いつくことのなかった地域おこし策を地域外から来た人の目線で作ってもらえるので、新しいアイデアが出やすく、地域の発展につながりやすくなります。また、協力隊の任期が終わったとしても、その地元に定住してくれる人はおよそ6割と、人口が増えることによって活性化も進むのです。

地域のメリットとしても、やはり協力隊による新しい風だと考えられます。地方の人はその土地に長くいすぎて何が魅力なのかが分からず、上手くPRすることが出来ないというケースがよく見かけられますが、地域おこし協力隊によってその魅力を引き出し、アピールすることが出来ます。

一方で、協力隊に参加することによって、地方ならではの生活・活動を行うことになりますが、今まで気付かなかった自分の新しい一面が見えてくることが多く、自然や人とふれあうことで人間力や生活力を高めることが出来るという魅力があります。

協力隊になったら気を付けたいこと

楽説明いざ、協力隊に参加することになったとして、参加するにあたり重視するポイントがいくつかあります。
一つ目は地域の方々のペースを尊重するということです。初めはなかなかその地域の方々とも馴染めない、活動もこちらが色々と提案しているのに地域の方々はあまりやる気を見せてくれないなど、地域の方々との問題が発生してしまう場合がありますが、地域の方と積極的にコミュニケーションを図りながらも、まずは地域の方々の考え方やペースなどを尊重していくことが大切です。

二つ目は進路はなるべく早めに考えておくことです。任期を終えた時点で、その後が決まっていないと仕事も出来ませんし、どうすることも出来なくなってしまいます。例えば、任期中からその土地で定住し農業をしながら地域のPR活動も行っていくのか、または定住せず都会に戻って事業を立ち上げて地域を盛り上げる活動を行っていくのか、様々な方法が考えられるので、自分がやりたいこと・進んでいきたいことについて着任されてから少しずつ考えるようにしましょう。

最後に、協力隊の心得として重要なのが、楽しくやることです。活動中は地域の方との関わりや活動などで上手くいかないこともたくさん出てくるかと思います。しかし、楽しみながら活動していくことでそのような問題も解決していけるでしょう。地域の活性化につながり、自分の人生の糧ともなる地域おこし協力隊に、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。