公教育が充実している、秋田県の教育施策について

今、「教育子育て」ランキングにおいて、義務教育の素晴らしい秋田県が着目されています。秋田県は、特段塾や私学の受験が盛んであるという環境でないにもかかわらず、全国の小学生を対象にしたテストで高い成績を収めています。昔は40位前後と喘鳴してきた秋田県が、少人数教育をはじめ様々なセ作を実行することによって、トップにまで上り詰めました。

AS_107600581そのため、そのような公教育の充実した秋田県の教育施策が今、注目されています。公教育が充実していれば、塾などに行かなくても高いレベルで養育水準が保たれます。したがって、子育てにかかる費用も少なくて済みます。その結果少子化問題の解決など、社会問題の解決の可能性すらはらんでいます。そのような秋田の教育施策は、どのような点が優れているのでしょうか?

秋田の小学校における教育改革について

秋田県では少人数授業に取り組んでいます。まず、学習する人数を20人程度にする少人数授業を、小学校1,2年と中学校1年で実施しています。小学校1,2年生は学習習慣をつける大切な時期です。そして、新しい環境に適応しなければならない中学校1年生にとっても、これは学力を伸ばすチャンスだけでなく、安定して中学生活をスタートさせることにもつながります。

次に、学習状況調査を行っています。県独自の学習状況調査を行うことによって、課題の把握や学習指導改善にも努めています。他都道府県でも実施していますが、全国学力・学習状況調査の対象科目が国語・算数であるのに対し、秋田県では理科や社会、英語を加えた5教科で行っています。これら現場に密着していち早く課題を見つけて対処する姿勢が、教育水準の安定化に寄与しているのです。

家庭教育の充実化

秋田県が子供の教育において着目しているのは、学校教育だけではありません。子供の学力向上に重要な役割を担っている家庭教育についても力を入れています。

「秋田わか杉っ子 学びの十か条」においては、児童生徒の生活習慣や学習習慣の調査によって培われたものです。一例をあげると、早寝早起きや朝ごはんと家庭学習など規則正しい生活をうたっています。そして、子供の精神を安定させ勉強に打ち込むことができるよう、一家だんらんを促進したり、決まりやルール、言葉遣いにまで気を遣うようにということが書かれています。読書や話したり書いたりすることの重要性や学習したことを家庭生活に生かすことの重要性も取り入れられています。ですので、学校の勉強だけをしているのではなく、包括的に生活習慣から見直していますので、効果が高いのです。

秋田県の教育施策の意義・メリットについて

AS_105134150秋田県では、綿密な調査を行い、そして現場と家庭・地域が連携しながら教育施策を実施しています。
保護者の意見から出た国語や算数の強化といった課題に対して特別な取り組みを実施しています。「算数数学学力向上推進事業」については、勉強嫌いの引き金ともなりうる算数や数学について特化した指導を行っています。そして、国語に関しては朝読書を精力的に取り入れ、子供同士で討論させるなど自分の考えを発表する機会を与えています。ですので、国語の成績もずば抜けて優れています。

少子高齢化の進む秋田では、少人数学級への移行をせざるえを得なかったという事情もありますが、それを逆手に取った少人数教育の推進で、学力が全国トップ層にまで躍り出ています。

そして、少人数学級をはじめとする施策には保護者や地域住民の理解が必要である部分も多いです。秋田県では家庭や地域と連携しながら政策を行っていることから、効果が高いのです。そのような政策は、移住してみたい地域として気象条件の良くない「秋田県」を選ぶ人が増えるなど、自治体にとってもいい効果をもたらしています。