シングルマザーに嬉しい、地方移住支援

近年、母子家庭の貧困率が増えており、アメリカなどの先進国と比べるとワーストに近いレベルとなっています。貧困ではないものの、仕事と子育ての両立が難しいひとり親ですが、現在ひとり親に向けて地方自治体が移住支援を行なうようになりました。そこで今回はひとり親、特に貧困率の高いシングルマザーが嬉しい地方移住支援についてご紹介します。

どうしても生活が難しくなるシングルマザー

AP_93543500b近年3組に1組は離婚をしていると言われている程離婚率が多くなってきていますが、それに伴いひとり親家庭も増えてきました。ひとり親だと仕事と子育てを一人で行わなくてはならないため、どうしてもどちらかのバランスが崩れてしまう場合が多く見られます。特にシングルマザーの場合、子育てもあって正社員としてなかなか働くことができず、パートなどの収入のみで暮らしていかなくてはならないので、貧困率は高いと言われています。

また、都市部で生活していると、家賃や食材費などが高くついてしまうためさらに生活が難しくなってしまうのです。しかし、地方へ移住することで生活費や待機児童問題の解消など、様々な問題の解決につながり、さらには自治体によってシングルマザーに嬉しい移住支援を行っている自治体もあります。

シングルマザーに嬉しい、地方移住支援を行っている自治体

シングルマザーにとって嬉しい地方移住支援を行っている自治体をご紹介します。

・大分県国東市
AS_69209513国東市はひとり親家庭に対して引越費用と家賃を減額し、移住のサポートを行っています。このサポートは現在都市部に住んでおり、仕事を探しているひとり親家庭が対象で、上限15万円の引越し費用と上限1万円の家賃が補助されるのです。

・島根県邑南町
島根県の中部に位置する町、邑南町では日本一の子育てしやすい町にするために様々な取り組みが行われています。例えば子ども2人目から保育料を全額負担してくれたり、0歳から中学校卒業までの医療費も全額無料になるなど、親にとって嬉しい支援ばかりです。また、それだけでなく移住してきた人にも手厚い支援が待っています。「定住コーディネーター」という方が移住者支援を行っており、子育て費用の補助から仕事の斡旋など、様々なことを支援してくれます。

・新潟県
新潟県では子どもの教育に力を入れており、母子家庭でも子どもが高校・大学・専修学校などに通うことが出来るように支援を行っています。例えば、親子で移住してきた際に県内の学校へ進学する高校生以上の生徒1人当りに対して月1万8000円~4万4000円貸し出す取り組みをしています。通常、こういったものは利子付きのものが多いですが、これは無利子で貸し出してくれます。しかも世帯年収300万円以下となる家庭に対して、引越費用の支給から奨学金の返済が世帯年収300万円以上になるまで猶予を与えてくれるといったこともあり、子どもの教育のために移り住む人も少なくありません。

・長野県
長野県では母子家庭に対して移住はもちろん、就職や育児、教育など様々な支援を行っています。これは長野県自体が人手不足を抱えており、その人材の確保にもつながるため長野県への移住を促すためのものです。長野県は移住先としても人気が高くなっています。

都市部から地方へ移住するということは、現在の環境を捨てて新しい土地で生活していかなくてはならないため、不安も大きいかと思います。しかし、地方で受けられる移住支援や生活費の節約、就職支援などによって安定した生活を送れることが出来るようになるかもしれません。

安定した生活になれば、自ずと子どもとの時間も少しずつ持てるようになります。ひとり親、特にシングルマザーの方は地方移住を検討してみてはいかがでしょうか。