地方移住の前に、移住体験をしてみよう

地方への移住を考えた際に、ぜひ移住の前に行ってほしいのが「移住体験」です。移住体験をすることで地方での生活に触れ、実際に生活を送った時にどういったことが起こるのか、どんなメリット・デメリットがあるのかを感じることができます。また実際に地域の方々とも交流することができ、その土地の暮らし方や魅力を教えてくれます。そのため移住する前にはできれば体験していた方が地域の方ともつながりやすくなるでしょう。今回はそんな地方への移住体験についてご紹介していきます。移住を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

まずは地域情報を集めよう

移住すると言っても、地域によって特色や暮らし方、暮らしのサポートなどは変わってきます。そのため移住体験を行う前に、まずは地域情報を確認しておくことが大切です。

main021地域情報を集めるために一番簡単な方法はインターネットで検索することです。地方への移住を推進するために様々な移住に関する情報が掲載されているサイトもたくさんあります。移住したい地域が決まっていないという方は、まずそのようなサイトを活用して地域情報を閲覧していきましょう。

他にも「ふるさと暮らし情報センター」という東京・大阪に拠点を置く施設があります。こちらでは地方の情報が手に入るのはもちろん、地方への移住で困っていることや悩んでいること、UIターンに関するアドバイスなども行ってくれる相談員がいらっしゃるので、こういった施設も上手く活用していくと良いです。

田舎暮らし体験ツアーに参加しよう!

地域情報を集めたら、次は実際に地域の見学に行きましょう。実際に体験をしていく中で情報収集だけでは見えてこなかった部分も自ずと見えてきます。自分が今後暮らしていく地域は本当に自分と合っているのかを見極めていくことが大切です。各地方自治体ではそんな移住希望者のための田舎暮らし体験ツアーを実施しています。例えばその土地の素晴らしさや魅力を中心に、地域内にある施設を巡ったり空き家物件の見学、実際に移住してきた方からのアドバイスや住まい見学などが含まれます。ツアーなら移住を希望している方が多数参加されているので、情報交換なども可能ですし、自治体の方が案内されているので不明な点や疑問点はその場ですぐに聞き解決することができます。また、ツアーによっては地元の方との交流を楽しむために宴会を用意しているものなど、地域の魅力を最大限に紹介しようと様々な工夫がなされています。保育園や小学校、病院など生活の中で多く利用されるであろう施設への見学を行っているところもあり、よりその地域での生活をイメージしやすくなっています。さらに参加費も比較的低価格で家族で参加しやすいというメリットもあります。

本格的な体験で移住をもっと身近に考える

田舎暮らし体験ツアーではその地域での生活を垣間見ることが出来ますが、体験ツアーだけでは分からない部分ももちろんあります。そこでオススメなのが体験住宅です。

image1体験住宅とは自治体が用意しているその地域での生活を体験できる施設です。公営住宅から空き家となっていたところをリフォームし体験住宅用に住みやすくしたもの、情緒溢れる古民家など、各自治体によって様々な物件を用意しています。その物件を借りて実際に生活し、地方での生活を体験していきます。基本的に家電や掃除用具、キッチン用品などは用意されており、食材や歯ブラシなどの生活用品のみ用意するだけで体験することが可能です。また、期間はその体験住宅によって異なりますが、1泊のみから1年間の長期間のところまであります。一般的には1週間~2週間程度のものが多いので長期休暇などを利用して滞在してみましょう。

ただ注意点として、このような体験住宅ではペットが不可だったり、禁煙、ゴミの持ち帰りなど施設によって規則があるので必ずそれに従って正しく利用するようにしてください。この体験住宅は自治体運営ということもあり、価格はかなり安く設定されています。30日で家賃が5000円程度しか掛からないようなところもあり、地域のホテルなどを利用するよりも断然こちらの方がお得です。そのため、体験住宅の期間を利用してその地域で開催されている移住体験プログラムにも参加できるように日程を組み込んでいきましょう。これならわざわざ体験プログラムに参加するためにホテルを予約したり交通費などが掛かることもありません。

憧れの田舎暮らしではゆったりとしたスローライフを思い浮かべる方も多いでしょう。しかし実際に生活してみると季節などの影響を強く受けたり、買い物する場所までが遠いなどの問題が出てきて、理想と現実のギャップに戸惑い「移住しなければ良かった」と感じてしまう方もいるかもしれません。そのようなことが起こらないよう、体験ツアーや体験住宅において田舎暮らしを少しでも体験していき、理想と現実をすり合わせ、後悔しない移住ができるようにしましょう。